禅寺にある懐かしく温かい空間が、いつのまにか2番目の居場所になっている。
心のアトリエ・シェアスペース「寺こやそわ花」は、そんな時間を感じられる場所です。
お寺のばあちゃんは大きい。あ、心がね。(๑˃̵ᴗ˂̵)
わたしのやっていたドライフラワーアレンジ会でも、ばあちゃんのファンが多くいました。
お寺のばあちゃんとは、わたしの母なのですが、この人が暗く落ち込んでるところを見たことがありません。それが無理して明るく振る舞ってるとか、頑張ってる感もなくて。
こういう人が「ネアカ」というんだろうなぁと思う。
母はお寺に嫁ぎ、明治生まれのとても厳しい尼僧さんの祖母の元でお寺の庫裡をきりもりしていたので大変なこともあったと思います。
脳性まひというハンデがある姉とのこと、また姉が乳がんを患い闘病を支えたこと。姉との別れ。孫を育てたこと。
気持ちが沈みそうな事がたくさんあったと思います。
でもいつも母は明るくて大らかでした。
周りを明るくあったかくしてくれます。
自分の身内をこんな風に言うのは照れくさいけど、こういう人に未だかつて会ったことがなくて。
お寺も、母もあまりにも身近すぎて、その良さを認識することがなかったけど、周りの人たちに言われて気づくことができました。
うん。確かに、子どもの頃からアレコレしなさいっと言われたことが一度もない。そして一緒に遊ぶなんてこともした記憶がない。いつも自由で、他の家のお母さんとちょっと違ってたな。
4月から、そんなお寺のばあちゃんとの雑談会を月に1回開いています。お茶でも飲みながら、ただのお話会です。
お話を聞いてほしい方、ホッとした時間がほしい方、ぜひ一度そわ花に来てみてください。そして、ばあちゃんと会ってみてくださいね。
きっと、ぽかぽかと安心した気持ちになれます。お待ちしております。
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